CRYPTOPSY TOKYO SHOW @ SHIBUYA STREAM hall 2023/12/12

heavy music,liveCryptopsy

今年は久々に海外からいろいろなバンドが来てくれて良い1年でしたね。私の2023年を締めくくるライブはCryptopsyでした。

この手のエクストリーム系のバンドは2~3バンドと一緒にステージに立つパッケージが多いように思うんですが、今回は川越の残虐王こと兀突骨と大阪のV系のDEVILOOFが会場を温めてくれました。

どちらも素晴らしいステージだったので軽く触れておくと、兀突骨はジャンルでいえばデスラッシュでしょうか、テクニカルめの。ベースがヴォーカルを兼ねるトリオ。上手い3ピースバンドからしか得られない体感ってありますよね。MCはすごくコミカルなんですが、演奏技術はめちゃくちゃ高いバンドでした。DEVILOOFはデスコアベースのミクスチャ系って感じですかね(V系で本格的なエクストリームミュージック、最近では珍しくはないですが)。特にヴォーカルがすごく良かった。きっちり音をマイクに乗せる技術は素晴らしかったです。バンドサウンドも兀突骨がうるさかったのでもう少しだけボリューム(音圧ではなくボリューム)上げてほしかったですが説得力のある演奏でした。どちらのバンドももっと聴かせてって思った。

で、主役のCryptopsyですが、最初の2曲くらいの音が残念でした。

渋谷STREAM Hallはこの日が初めてだったんですが、2バンド続けてすごく音が良かったんで渋谷駅のすぐそばにこんな音響の良いハコがあったのか・・・と感動したところにあの音はなんだよって感じ。まあでも4曲目だったかな?のSlit Your Gutsの頃にはしっかり素晴らしいサウンドになってたのでオッケーです。Slit Your Guts良いっすよねー。

予想通り新譜の曲って初期の曲との親和性が高かったです。セットリストもNone So Vileからいっぱいと最近の曲って感じで今のバンドの指向性がそこにあるんでしょうね。そしてちゃんと音が出来上がってからはFlo Mounierの超絶技巧ドラムをいやというほど(でももっと聴きたかったけど)堪能できました。Flayed The Swineとかめちゃくちゃ楽しかった。

今回ドラムソロがあったのも最高でした。ライブでここまで完全にドラムソロを観たのは久しぶりな気がします。他の曲では暴れていたお兄さんたちも真剣に聴き入っていて、やっぱみんなフロのドラムしっかり観たい(聴きたい)んだなーって。あっという間に感じたソロパート、実は5分以上やってたらしいですね。すごい。

正直に書いてしまうと、私が一番好きな曲はCold Hate, Warm BloodかTwo-Pound Torchのどちらかが決められない感じで、前回来日時はたて続けにこの2曲を演ってくれてセットリスト的には前回の方が嬉しい内容だったんですが、彼らが今やりたい音もまたとても魅力的(ある種原点回帰を感じます)で今回のセットリストも全く不満はないです。何より音が良くて、下手すると何やってるかわからなくなりそうな難解な曲をしっかり音楽として聴けて最高の体験でした。

setlist
01. In Abeyance
02. Graves Of The Fathers
03. Lascivious Undivine
04. Crown Of Horns
05. Slit Your Guts
06. Back To The Worms
07. Drum Solo
08. Detritus (The One They Kept)
09. Sire Of Sin
10. Flayed The Swine
11. Phobophile
12. Orgiastic Disembowelment

Posted by die