soLi×TONERICO@初台DOORS
更新2か月開けちゃったなあ・・・継続ってなかなか難しいです。で、またまた初台DOORSさんで、前回のエントリーで書いていたsoLiとTONERICOの対バンライブを観ました。ISAOさんとJillさん以外は両方出演なので対バン感薄かったですけど(笑)。音楽性はだいぶ違うんですけどねー。
(あとで写真追加すると思います。しなかったらごめん。)
最初に演奏されたのはどちらのバンドの曲でもなく、キーボード(ピアノ)とヴァイオリンのデュオ。鍵盤を弾いた方は星野沙織さんの学生時代の演奏パートナーだったのに突然音信不通になり、それから十数年ぶりの再会があって特別にこの日だけの演奏してもらった、っていうまるでドラマのような一場面。とっても暖かい空間で、なんかそれだけで温かい気持ちになりました。
そんなちょっと普通じゃない温まり方の後。soLiに関しては1曲も聴いたことがなく(厳密にはTONERICOのライブで2曲カヴァーされてましたが)、星野沙織さんのヴァイオリンもエフェクター使ってるっぽい?こともあってか、TONERICOよりもオーソドックスなバンドサウンド(バッキングがヘヴィ目なのも理由ですかね)な感じ。エレキギター(8弦!)とヴァイオリンの2本がリードする楽曲は、結構構造の違う楽器なのに同じフレーズを交換して演奏する場面とかが印象的。当然違う楽器で演奏してるんでそれぞれの個性があって、それが気持ちいいんですよね。
どの曲も素晴らしかったですが(インストバンドなのに全く飽きませんでした)、特に4曲目のKarenが良かったです。前回いいなって思ったThe Towerを本来の形で聴けたのも嬉しかったなー。あとドラムの原澤秀樹さん、今回初めて知ったんですが良いドラマーですね。ミュート気味っぽいのかな?シンバル系の音が鋭くて、キックやスネアの音もアタック強めで、タイトなんだけどタイトになりきらずに歌心を感じるといいますか。なんか今まで好き!って思ってたドラマーと重なるようで重ならない個性を感じました。ぼくに語彙力がなくてあの音の魅力を言語化できないのが悔しい(笑)。
TONERICOはバックのギター、ベース、ドラムの3人はsoLiと同じメンバーなんですが、楽曲の作りが全然違うので、サウンドのギャップがとても楽しかった。そして、彼女らのパフォーマンスを観るのは2回目なわけですが、バックが違うと同じ楽曲でも違って聞こえるんですよね。7月はライブに行くこともなかったので、続けて2回TONERICOを聴いたってのもあるんですけど、この違いがすごく楽しくて。前回はギタリストとっかえひっかえで皆さんの個性が光っていて楽しかったんですが、今回はセット全体に統一感があって、かつ前回よりもバックのサウンドのエッジが強くて気持ち良かった。甲乙付け難いというか、両方観るのが正解ですね、これは。
アンコールのJambo Jamboreeも、今回はISAOさんも参加したため前回のTONERICOとしての披露よりもクライマックス感あって楽しかったです。
やっぱり音楽、特に生演奏は人を幸せにしてくれますよね。ちょっといろいろストレスフルな日々を送っていますが、素敵な音楽を聴くとまだもう少し戦える、そんな気になれます。本当に良いライブでした。
opening: (誰か曲名教えてください、聞いたけど忘れました……)
soLi Setlist:
1: Opening Gambit
2: No Problem
3: Re;Try
4: Karen
5: Tender Rain
6: Sky
7: the Tower
8: My Garden…
9: Rebellion
TONERICO Setlist:
1: Chateau des trompe-l’oeil
2: Gate of the Valhalla
3: Waltzing Hinge
4: Afterburn
5: 十六夜-IZAYOI-
6: Absolute Terror
7: The Winged Archer
8: Yggdrasill
9: jinXnij
encore: Jambo Jamboree