THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT FANTASY DAY2

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続いてDAY2も。

まずは11曲目の「Trust me」のお話から。DAY1も良かったのですが、DAY2の青木志貴さんの序盤のソロ歌唱が本当にカッコ良くて。今回総選挙曲としてはAbsolute NIne、Trust me、つぼみ、WINTER and WINDOWの4曲が演じられたわけですが、特に前半2曲は総選挙曲としてはかなり攻めた楽曲になっており、ガールズ・イン・ザ・フロンティアやFantasia for the Girlsといった周年曲(DAY1アンコールのBEYOND THE STARLIGHTも)を含め、かなり象徴的な曲が選曲されていたように思います。私はSS3A公演の現地参加はDAY1のみだったのですが、DAY2で新規参加メンバー3人による歌唱が初披露だったことなんかも、今回の選曲への繋がりを感じます。高田憂希さんが参加していたのもとても良くて、依田芳乃ちゃんが格好良い歌を歌ったら~の表現が本当に素敵で、凛とした歌声に痺れました。松井恵理子さんは今回長江里加さんを支えるような立ち位置も多かったように思うのですが、この曲においてはいつもの松井さんで、ハイテンションが心地よかった。

13曲目の「HALLOWEEN GAME」は面白かったですねー。振り……振り?が本当に終始面白かった。野球の入場を思わせる始まり方から、行進風のダンスにバッティングの構えとか本当に自由。クラップも楽しかったですよね。とつぜん淡々とアナウンスを始める関口さんのローテンション(というかもう虚無)もTrust meとのギャップが凄くて。希代のトンチキソングを高い完成度で披露してくれて感謝しかありません。まあトンチキなのは歌詞だけで、楽曲としてはとても素敵なハロウィンソングなんですけどね。キャッチーなサビのメロディは本当に耳に残ります。

14曲目の「モラトリアム」を2日間聴けたのもとても良かったです。セットリストのちょうど真ん中にこのチルな楽曲があるのがとても素敵。この静があるからこそ他の動の曲も映えるんですよね。ダイナミックレンジ大切。演じる五十嵐裕美さんも星希成奏さんも、この終始ウィスパーで歌う難曲を破綻なく歌い倒したのは圧巻でした。天使と悪魔の衣装も楽曲にマッチしていて良い。アウトロがなく歌で終わるところも余韻を感じられて好き。

16曲目の「にんぎょひめ練習中!」も素敵でした。今回ソロ曲は初披露曲3曲のみでライブコンセプト的にも人数多めの楽曲披露が多かったのですが、披露された3曲のソロはどれもキャストさんたちの熱意を感じる素晴らしいものでした。そして熱烈なプロデューサーさんが多いこのコンテンツにおいて、担当でもないアイドルさんのソロについて語るのは遠慮も感じて、今回のエントリーでは避けておこうかな……とも考えていたんですが、でもやっぱりこの曲のパフォーマンスは触れておきたくて。この曲シンプルに歌メロがとっても素敵なんですよ。そして浅利七海ちゃんを演じる井上ほの花さんが、本当にゲームの世界から飛び出してきたのでは?と思わせる存在感で。可愛いと元気が同居するパフォーマンスは本当に素敵でした。

17曲目の「未完成の歴史」はさよならアンドロメダと並んでキャストが揃いそうで揃わない曲ですよね。今回は加蓮の代わりに奈緒が歌う、というこれまた最近のシンデレラのライブでよく見られる人選(相方の曲を歌うやつ)でしたね。渕上さんが自然体でサラっと歌うパートを松井さんが歌うととても力強くなるのがとても良いです。

22曲目の「EPHEMERAL AЯROW」のサプライズ披露は噂されていた飛鳥くんと千夜ちゃんのデュオ曲でしたが、シンデレラさんサプライズ曲に関してはわりと予測を裏切ってくる傾向を感じておりまして、ストレートで逆に驚きました。セットリスト終盤に入れてくるのは「らしい」とも思いましたが。ただそんな話は些末な話で、とにかく曲が強くて良かった。シンフォ要素強めクワイア入りのオケはFFのボス曲っぽくて良いですよね。個人的に1番と2番で歌うパートを交換してるのがとても好きで。二人とも格好良い歌声なんですが、関口さんの声の方がドスが効いていて、Aメロのメインとカウンターの歌メロを交換することですごく印象が変わる。1番と2番で終わり、みたいな曲構成もスピード感あって良いですよね。この曲もいつかシンデレラバンド……というかコンステの編成(バンド+弦楽四重奏)で聴きたい。あんまり同じことをやらないシンデレラなので難しいですかね。

24曲目の「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」も両日聴けて良かった。DAY1でも書きましたが私がシンデレラのライブに初参加したのが3周年のSS3A公演だったこともあり、この曲には思い入れがあるんですよね。Bメロの躍動感とサビの力強いメロディはある種このコンテンツのアンセムと言っても良いのではないでしょうか。歌詞も本当に秀逸で実にシンデレラガールズらしさに満ちています(当時は前衛的な歌詞と捉えられていた記憶ですが、今となってはこれがシンデレラのイメージそのもの)。ダブルセンターの松井恵理子さんと長江里加さん以外のメンバーがちょっと可愛い寄りのキャストなのがまた良いですよね、オリジナルメンバーの小日向美穂ちゃんを彷彿とさせてとても良いです。

楽曲のモチーフとしてガールズ・イン・ザ・フロンティアを彷彿とさせるフレーズが登場する9周年曲である「Fantasia for the Girls」が本編ラストで歌われるのもSS3Aを彷彿とさせてとても良かったです。全員歌唱というのがまた大団円といった趣で。この曲も歌詞が秀逸で希望に満ちていて好き。ケルト風のイントロからアニメ主題歌っぽいサウンド(個人的には魔法少女ものっぽくも感じています)が実に多彩で、でもBメロ~サビは勇壮で。目まぐるしい曲ですよね。

ちなみに写真は終演後に横浜駅に向かってかかっている橋から撮ったんですが、帰る人がみんなここで写真とってて面白かったです。2日間通して本当に楽しませていただきました。いつもありがとう、シンデレラガールズ。

(後日セットリストも追加します。たぶん。)

Posted by die