2024年10月に再生回数が多かった10曲
ペリ王国をちゃんと定期的に更新するために、なにかいいネタはないかな~なんて考えていて出てきた案のひとつ。Macのミュージックアプリで書き出したライブラリの情報に再生回数のタグがあることに気付いたので、これを毎月集計すれば私が好んで聴いている曲の傾向を客観的にわかって面白いかもということでやってみようと思います。
ちなみに書き出した情報はXMLで、ここから曲名、アーティスト名、再生回数をtsvで抽出してくれるPythonコードをChatGPTさんに書いてもらって、それをExcelに張り付けて集計する、みたいな方法でやろっかなーって思ってます。今月は簡単だったんだけど来月以降はちょっとやり方工夫しないとな。
なお公式な動画がYouTubeにある場合は引用させていただきました。
10位 Shivers And Voids / Dark Tranquillity
再生回数は30回。このアルバムは8月発売だったのでこんなに聴いてるのはちょっと自分でも意外でした。所謂メロデスの草分け的なバンドの一つですが、紆余曲折あってたどり着いた今のサウンドには結構惹かれておりまして。終末的で退廃的なムードが大変に気に入っております。そしてやはり、Mikael Stanneのグロウル(デスボイス)には華があって良いですね。
9位 Shadow Dancer / Elegy
再生回数は31回。こちらのエントリーで書かせていただきましたが、まさかの黄金期メンバーによる来日公演が素晴らしかったElegyの中でも特にお気に入りの1曲です。まずIan Parryの歌唱が本当に素晴らしく、そして歌メロがキャッチー。アルバムの中でも際立っているように思います。またこの曲はギターが止まってのベースソロからギターソロの流れがとても印象的なんですよ。ライブでの演奏も素晴らしかったなー。ちなみに1997年発売のアルバムからの1曲となっております。
5位 Liars & Thieves / Arch Enemy
同率5位の4曲の再生回数は33回。Alissa White-Gluzはクリーンに歌っても非常に上手い人なんですが加入当初は徹頭徹尾グロウルで、それはそれで潔いと思いつつ勿体なくも思っていたりしました。最近たまに小出しにするようになったのは嬉しかったりします。Arch Enemyらしくねえって意見もありそうですけど。所謂メロデスですけど、ブラストほとんどしないんで普通のメタルとの境界線よりちょっとあっち側にいるバンドという感じの彼ら、本当に良い曲をコンスタントに作ってくれてありがたい限り。この曲も早くライブで観たいです。ライブでは間奏でパワフルになるDaniel Erlandssonのドラムが絶対カッコいいはず。
5位 Merry Warm Bodies / 白坂小梅 (THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS)
日本コロムビアさんのシンデレラガールズ楽曲はYouTubeにフルを置いてくれないので、この曲のいちばん聴かせたいところが聴けないのが残念です。当初1月に予定されていたも延期され6月に行われた石川公演でサプライズ披露されたこの曲は、ぱっと聴いた感じは冬のラブソングといった趣なのですが(伴奏に使われる音階が印象的ですよね)、曲が進むにつれてだんだん不穏な空気になっていって歌詞の意味がだんだん違って聴こえてくるところが味わい深い一曲です。
5位 Paralyzed / Vesper The Aerial
こちらは大阪のメロデスバンドの1stアルバムの曲でこれも8月発売でしたね。本当に理想的なメロデスだなあと思う1曲でして、コーラスのバックのリードギターとか大好きです。2:34~のパートがまたカッコ良くてすき。終わり方がまたすごく印象的で、結果何度もリピっちゃうんですよね。
5位 Angel Of Revenge / Vision Divine
Qobuzの国内ローンチが10/24でその日に購入したので1日平均4回聴いていることになります。すごいな。Vision Divineは結構歴史の長いバンドなんですが、最近までほとんど聴いたことが無かったんですよね。Xでこの動画が流れてきた時も、最初はボーカルFabio Lioneじゃないんだ……くらいの感じで聴いてたんですが歌メロが本当に良くて虜になりました。なぜか日本盤には収録されておらず、輸入盤はみつからず……だったので、Qobuzにどんな曲があるのかな?と眺めていた時にこの曲がヒットしたときは嬉しかったですねー。速攻買いました。ボーカルのIvan Giannini本当に理想的なメタルボーカルで、サビのハイトーンとか何度聴いても痺れます。Mike Terranaのマッチョだけどタイトなドラムも最高なんですが、彼はもうバンドにいないそうで……それだけ残念。でもこの曲本当に良いです。こんな良いバンドだったとは……。
4位 Purania / Destrage
再生回数は35回。惜しまれつつも活動休止してしまったDestrageの2014年発売の3rdアルバムの曲です。こちらのエントリーで書かせていただきましたが、ありがたいことにフェアウェルツアーとして日本に来てくれました。ライブ凄かったです。楽器隊がとても変態(誉め言葉)なこのバンドですが、この曲はキャッチーで聴きやすくて初心者にもおすすめ。とはいえ普通で終わらない彼らならではのセンスがアグレッションに繋がっていて、実に心地いい曲です。ノリの良いメインパートに対してギターソロは実にエモーショナル。緩急が見事なジェットコースターみたいな一曲です。
3位 Frenzy / Elegy
再生回数は37回。入りのギターリフから実にメタルなんですが、この曲はとにかくコーラスのIan Parryの力強いボーカルと魅力的な歌メロ。これに尽きる。そしてギターソロがね、本当に魅力的なんですよこの曲。Henk van der Laarsのギターライブでもホントこのトーンでこのフレーズを演ってくれて、嬉しかったなあ。
2位 Urban Being / Destrage
再生回数は39回。残念ながらライブではやってくれませんでしたが、1stアルバムではこの曲がいちばん好き。音数の多いギターが縦横無尽に暴れてる印象の前半と、抒情性を感じる後半の対比が好き。なんかこのエントリー対比って言葉いっぱい使ってそう。それは私が1曲の中で紆余曲折がある曲を好きになりがちってところあると思います。
1位 Jade’s Place / Destrage
再生回数は40回。とにかくやっぱりDestrage聴くならまずはこれを聴けって感じの曲ですよね。動画の映像も含めて彼らがどんなバンドなのかがこれを聴けばわかる。非常にキャッチーで、エネルギッシュで。でもギターソロとか顕著なんだけど捻くれてて。捻くれてるけどめちゃくちゃポップ。残念ながら活動は終わってしまったDestrageですが、最後に渋谷サイクロンでこの曲をみんなで歌えたことはずっと大事な思い出として残ってくれると思います。
ってな感じで。2024年の10月はライブの予習で聴いていたバンドが強かった感じですね。現場からは以上です。