2025年2月に再生回数が多かった10曲

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前回に引き続き、一番聴いた曲から順に紹介していきます。

1位 Paper Tiger / Arch Enemy

再生回数は48回。私の場合、ダウンロード販売で1曲で買った曲は再生回数増える傾向にあるのですがそれにしてもたくさん聴きました。新譜も楽しみです。順次先行公開された曲の中でこの曲が一番好きだと思っているのですが、どこが好きって聞かれると説明が難しい。いかにもArch Enemyらしい曲だとは思っているのですが。

2位 Night Terror / Dream Theater

再生回数は46回。10分近くある曲なんですがよく聴いたなあ。コーラスのメロディが印象的でそれが曲の中核として強い印象を残しつつ、充実した、でもやり過ぎない(10分近くの曲がやりすぎでないかどうかは置いておいて)インストパートで一気に聴かせる魅力があります。いかにもDream Theaterな楽曲で(アルバム全体でもその傾向は強く、最近の私としては珍しくアルバム通して聴いていることが多いです)、やっぱりMike Portnoyの復帰がバンド本来の良さを引き出したように思います。これぞ王道のプログレッシブメタルですね。

3位 KiLLKiSS / Ave Mujica

再生回数は43回。先月も6位だったのでホントよく聴いている曲だなあと。アニメも毎週楽しく(楽しく?)拝見しております。2日に観たライブの内容も素晴らしかったこともあり、Ave Mujicaの楽曲も今月よく聴きました。Dream Theaterとは真逆で、ドロリス役の佐々木李子さんの歌をキャッチーに聴かせつつ、楽曲としては4分前後の比較的コンパクトな(今風な)組み立てをしていて、でも普段からヘヴィな音楽を好んで聴いている耳にも馴染むサウンドメイクはとても計算されていて、ヘヴィミュージックの入り口としてもとても良い導線になる存在なんじゃないかと思っております。メディアミックスも含め関わっている人数も多いだろうからこそのエゴの見えなさが心地よいんですよね。アニメでCRYCHICのメンバーが再び演奏をした翌日にTHE FIRST TAKEで春日影を公開する観せ方も素晴らしくて。気になった方は是非MyGO!!!!!のアニメから観てAve Mujicaのアニメまで追いついてきてください。まだ間に合います(笑)。

4位 A Broken Man / Dream Theater

再生回数は39回。この曲がNight Terrorの次にあるのがすごく良くて。歌も魅力的なんですが、歌の後ろでドラムがまた実に歌っていて。そして4:49~のインストパートが大好きです。ころころと表情を変えていく演奏は実にスリリング。そこからスムーズに主題の歌が戻ってきて大団円、という曲構成がとても好きで、アルバム前半の印象がこの曲によってあるところに一度着地するみたいな感想を持っております。

5位 ハナムケのハナタバ / コメティック

再生回数は38回。Song for Prismの追加楽曲はちょっと好みと違うな……と私には刺さらない印象を持っていてあまり追っていなかったんですが(時間も足りないんですよね……)、COLORFUL FE@THERSのコメティック盤がとても印象深くてコメティックが気になりはじめて掘り下げていく中でこの曲に出会いました。もともとラブソングよりもロストラブソングに惹かれる私ではあるんですが、キャッチーなメロディに乗る歌詞が非常に好みでして。2番のコミカルになるオケなんかも良いアクセントですよね。短い落ちサビもとても印象的。あと、私たぶん川口莉奈さんの斑鳩ルカとしての歌唱がとても好きなんですよね。私の中でシャニマスの好きソングは純白トロイメライとGive me some more…の圧倒的2強なんですが(あーでもダブル・イフェクトも捨てがたい)、そこに食い込む勢いで気に入った曲です。一応……シャニに関しては私はPではなくファンとして接している……ということをお断りしておきます。

6位 Ave Mujica / Ave Mujica

再生回数は37回。バンド名のセルフタイトル曲はどんなバンドにとっても重要な1曲となるわけですが、私がAve Mujicaを本格的に好きになったのはこの曲の存在が大きいです。臆面もなくバンド名を歌詞に組み込んでしまうのは賛否別れるところと思いますが(私は好き)、この曲の他とは(ちょっと)違う感がとても重要に感じております。少しプログレ要素が強いというか、オルガンのサウンドがそうさせてるのかもしれませんがちょっとモチーフの時代が古い感じがするんですよね。とはいえギターとベースの重心は低くて、そこが気持ちいいんですが。オタク的にはバンド名を高らかに歌うバックのコーラス「Fortuna」「Lacrima」も大好物。そしてやっぱり佐々木李子さんの歌声と歌唱が本当に魅力的。この曲のサビの歌唱は特に素晴らしいです。イントロのピアノのフレーズなんかも印象的ですよね。

7位 The Piper / All That Remains

再生回数は35回。アルバムとして聴くとちょっと途中でおなかいっぱいになりがちなんですが、かといって曲としてはどの曲も完成度高いアルバムだったように思います。一番印象残ってるのは1曲目のDivineかなーなんて思っていたんですが、再生回数はこちらの方が多かったってことはこっちの方が好きなのかな?そんな感じです。いかにも(今の)アメリカのメタルって音ですが、たくさんのフレーズとリフが詰まった楽曲はメタルコアの魅力そのものって感じでもあります。Philip Labonteのボーカルがまた歪んだ歌唱からクリーンな歌唱まで変幻自在といった感じで良いです。

8位 Blood & Stone / All That Remains

再生回数は34回。アルバムラストの曲ですね。あれだな多分静かに始まって盛り上がる楽曲にメタルのカタルシスを感じで再生回数が多くなったんだと思います。

8位 Gears That Never Stop / As I Lay Dying

再生回数は同じく34回。As I Lay Dyingのアルバムも非常にクオリティ高いんだけどやっぱり途中でおなかいっぱいになりがちで、再生回数見てみたら実はアルバム後半の曲の再生回数が少なかったんですよね。それに気づいてアルバム後半聴いてみたら良さに気付いたといいますか。AS I Lay Dyingはグロウルとクリーンボーカルは別の方のようですが、このアルバムのクリーンボーカルがすごくいいなーと改めて気づいた次第であります。

8位 Midnight Messiah / Dream Theater

再生回数は同じく34回。ちょっと長いDead Asleepよりもこちらの方が再生回数が多かったのはなんとなくわかる(11分弱か8分弱かの違いなんですけど)。でもやっぱり、個々の楽曲としての魅力もあるのですが、アルバム全体で評価したい作品だったなーと思います。3月もヘヴィローテの予感。

Posted by die