Vola @ GARRET udagawa 2026/02/07
今年最初に観に行ったライブでまた一つ好きなバンドが増えました。デンマークのVolaというプログレッシブメタルバンドです(Djent要素もあるけど、プログレッシブが強いなと感じました)。

最近観たライブは若い頃に好きだったアーティストがようやく来日してくれたので観に行く、ってパターンが若干多い気がしていて、先日のLoud Parkで知らなかったバンドを聴く楽しみを思い出したこともあり、全然知らないバンドだったのですが招聘の情報とともに流れてきた動画で世界観が気になり、今回あえて予習せずにライブに参加したのですが……これがとても素晴らしい体験となりました。
オープニングアクトは今回観るのが3度目になる主催の今西さんのバンドCyclamenですが、今までで一番良いサウンドで聴けた気がします。やっぱりDjentを感じる(カオティックな要素もありますかね)バンドなんですが、捻くれたリズムの曲でも素晴らしいアンサンブルの演奏が聴けてとても気持ち良かったです。特にちょっとしたMCの後にやった曲、良かったな。クリーンな音のGtの両手タッピングからヘヴィパートでギターのボリューム上げてそのままディストーションサウンドで同じフレーズ?のタッピングのところとか、痺れました。
で、メインアクトのVola、長いイントロを経ての1曲目からノックアウトされました。Gt&Vo、Ba&バッキングVo、Key、Drという構成の4ピースバンドなんですが、本当に異次元のサウンドバランスでした。静と動のコントラストが美しく、轟音の中でもしっかり聴こえてくるVoがとても美しくて。Gt&Baの二人で歌う場面のハーモニーも素敵でした。そして何よりドラムのサウンドが気持ち良かった……なにあのスネアの音。シンバルの使い分けで雰囲気をコントロールしつつ、スコーンと抜けるスネアの音が他で聴いたことのない音なんですよね。2つのタムがどちらもフロアタムなのも個性的だったな。

このドラムセットの上方にある2つの機材、恐らくマイクじゃないかと思うんですが、これがあのドラムサウンドの秘訣だったりするんですかね。
ギターは7弦なのにベースは4弦っていう組み合わせも面白かったな。ギターはサウンドメイクもあって低音弦を生かしたリフって感じでもなくて(でもあの轟音の中でどう弾いてるかちゃんと分かるサウンドが気持ち良かった!)。Key入りの構成で、スペイシーな音像の中で歌を聴かせるパートも多いのですが、そこにあのドラムサウンドが加わることでライブでしか味わえないサウンドになっていました。このエントリーを書きながらYouTubeで彼らの曲を聴いているんですが、このバンドライブで聴くと認識が変わるタイプですね。
楽曲としては特に今西さんがゲスト参加してたCannibalが印象に残っているんですが、In FlamesのAnders Fridénが参加してた曲なんですね。最新盤に入ってるようなので、まずはそこから聴いてみようかな。その次のみんなに歌ってって言ってた曲(24 Light-Years)も良かった(けっこう前の方で観てたのに歌えなくてすみません……この曲は1つ前のアルバムっぽいですね)。でもほんと全曲楽しく聴けて、彼らの曲をもっと知りたいなと。
あと、照明機材を持ち込んでいて、どうやらライティングの専門スタッフがいたようで、ひじょうに凝った演出でそれもまた良い世界観を作っていましたね。
今年最初のライブから、凄い体験をさせていただきました。ずっとあの場にいたかった、またあの音聴きたい……。