終わっちゃったなあ……なんだかいつもよりロスト感が強いです。

DAY1のパフォーマンス、少人数パフォーマンスが多い(私はより個性が際立って見える2~3人のパフォーマンスが好きなのでむしろ歓迎)とは思っていましたが、2人ユニット曲全部変えてきたのは驚きましたね。そんなわけでDAY2の感想も書いていきたいと思います。
the Kingdom of Peri
今回会場着いたのがギリギリでEXシアター入り口のあの写真が撮れませんでした。場内は撮影禁止だったので今回は写真なしです……(ブログ的に)寂しい。ただたまにいるずっとスマホで演奏を撮影してる人を見ると興覚めするのも事実で、撮影禁止にすんなよって言いたいわけではないです。モッシュダイブ禁止のアナウンスと同じように捉えていただろう人もいて、そういう文化が出来上がってしまっているところはなかなか難しいですよね。レギュレーションしっかり守らせたかったら会場でアナウンスするんじゃなくて事前に、できればチケット売り出すタイミングでアナウンスすべきじゃないかな、とかは少し思ったりしました。
で。ブラジルのヘヴィメタルバンドAngraとの出会いはCarry Onという楽曲でした。当時Xが大好きだった私が、そのXに影響を与えたと言われていた(ように記憶しております……違ったらすみません)Helloweenを聴いた時に「スピードが足りない」「シリアスさが足りない」と感じておりました(今ではHelloweenは良い楽曲も多いですしパワーメタル、スピードメタルを生み出したオリジネイターとして重要なバンドと考えております)。そんな時に私にとって理想的なスピードメタル曲Carry Onと出会い、1stアルバムでNever Understandという異国情緒のある素敵な楽曲を知り、その後2ndアルバムを発売日に買ってトライバルな音楽とヘヴィメタルの融合に興奮したことを今でもよく覚えております。入り口はスピードメタルだったんですけど、今思うと結構早い時期から彼らのスピード以外に魅力を感じていたんだなって思います。
そんな彼らは残念ながら今年の8月で活動を休止することを宣言しており(最新盤とか良かったのにな)、今回の来日を観なかったらもう二度と彼らのライブを観れないかもしれない……ということで観てまいりました。といいつつ、実は彼らのライブを見るのはこれが2回目だったりするのですが(前回観たのは2007年のBlind Guardianとのツアーで、Fabio Lioneの歌うAngraは今回が初めて)……ライブハウスに足を運ぶようになった頃には好みも変わってもう少しエクストリームなメタルを好むようになってたこともあり。
続いて沖縄公演DAY2の感想を。
人生は後悔の連続であり、そこから何を学び次に生かすか。最近よく考えていることです。いろいろ考えた結果、こういう書き出し方になりました。今回の後悔は、沖縄に行かなかったこと。なぜこうなってしまったかと次への教訓は最後に書こうと思います。
いったんその話は置いておいて、素晴らしかった沖縄公演の感想を、特に好きだった楽曲とパフォーマンスにフォーカスして書いていきたいと思います。
こちらのエントリー、書いている途中でメインPCの調子が悪くなってしまってOS再インストールからの環境再構築をやっていた関係で公開が遅くなってしまいました。
けっこう前から注目していたインドのヘヴィメタルバンドBloodywoodのライブをようやく観ることができました。サウンド的にはSepultura meets Linkin Parkみたなバンドです。トライバルなリズムが心地よいヒンディー語メタルです。

初来日がフジロックだったことは今思うとメタルを聴く層以外にもアピールできてとてもよい日本デビューだったように思います。だからこそ豊洲PITみたいな大きいハコでもかなり人入ってましたし、広い客層を集められたんじゃないかと(楽曲が良いことは言うまでもないんですが、それだけでは売れないのが難しい)。
デンマークの大ベテランArtilleryを観てきました。Thrash Domination 2014の時はVoが変わってしまったことのショックや当時の最新アルバムがいまいちだったので行っておらず、今回が初めて観るArtilleryでした。コロナ禍を経験した今、11年ぶりの来日とあってメンバー関係なくこれは行くしかないなと。

写真の左から2人以外は最新アルバム発売後に加入したメンバーなのですが、Michael Stützerのギター(B.C.RichのWarlockがカッコ良かった!)とPeter ThorslundのベースがあればそれはもうArtilleryの音。新ドラマーのFrederik Kjelstrup Hansenがだいぶ若くて、その影響もあるのかとても溌溂としたサウンドに感じました。もう一人のギタリストRené Louaもギターだけでなくバッキングコーラスがまた格好良かったです。新VoのMartin Steeneも、ライブでしっかり歌えるVoで、今の布陣での新譜も聴いてみたいですね。