THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! MerryMaerchen Land DAY2

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DAY2は小倉にある西日本総合展示場へ。

声は出せないという制限はあれど、またライブ会場へ足を運べたのは嬉しかったですね。

DAY2も「好きな曲」というコンセプトで綴らせていただきました。

DAY1のエントリーでは書かなかったんですが、やはり1曲目のかぼちゃ姫のことは書いておきたいなーと思ったのでまずはこの曲の感想を。オケが非常に贅沢で楽器の生音が凄く雰囲気ある曲ですよね。物々しい雰囲気から始まって、歌が入ると雰囲気が明るくなるのが実にいい。途中でホラーな雰囲気が顔を覗かせつつ、でもサビは明るいメロディなのが素敵ですよね。ステージ上でスポットが当たる人が少しずつ増えるシアトリカルな演出も印象的でした。歌割りも面白くて、ちょっとした自己紹介にもなっている演出が素晴らしかったです。

2曲目がいきなりO-Ku-Ri-Mo-No Sunday!なのもびっくりしました(イントロ聴いた瞬間声出ちゃった人けっこういるなと感じていましたがアーカイブでもしっかり聞き取れちゃいますね)。振付けのシンメトリーで動くところとシンクロして動くところのコントラストがいいですよね。そしてやっぱり凪ラップが良い。特に1番のBメロ秀逸ですよね。余談ですが、キャストの自己紹介が終わって「次の曲はこの曲です」の後、立花日菜さんが「続いての曲は~」をやりながら歩いていく後ろで曲が始まるのを待っている長江里加さんがなんか良かったです。

それからSweet Witches’ Night。かぼちゃ姫のMVを観た後に久しぶりに聴き直して、実はこの曲をとても好きなことを思い出しました。アコーディオンの音が耳に残る曲の雰囲気も好きですし、何より歌メロが魅力的なんですよね。牧野由依さん、佐倉薫さんが歌唱メンバーにいたのがポイントと思っています。おかげでこの曲のホラーな一面がより強く表現されていたと思いません?Dメロの手前でステージ前方に集まってきて並んで踊るダンスがまた素敵でした。

Paletteは一番誰も予測してなかった曲なんじゃないでしょうか?P.C.S.の曲は他のユニットに比べても彼女たちの曲のイメージがとても強くて。この曲は、曲のイメージから一番遠いんじゃないかと思うこずえを演じる花谷麻妃さんのパフォーマンスに特に惹かれました。こずえの声で歌うのってかなり難易度高いと思うんですが、今回の公演はどの曲でも(意外な曲でも)高い次元で実現されていましたよね。本当は一番イメージが遠いのは颯の気もするんですが、長江里加さんが器用なのでそういうのあんまり感じさせないんですよね。いやむしろ颯というのがそういうキャラクターなのか。アイドルマスターのライブはクレジットでキャストの名前を全面に出すのが特徴だと思っているのですが、そのあたりのキャラクターと演者の関係性も魅力の一端ですよね。

THE VILLAIN’S NIGHTはDAY1でも書いたけど、これだけはDAY2の感想も書いてしまいます。聴くまでは木村珠莉さんがいないなんて、という思いもあったんですが、木村さんのパートも歌った黒沢ともよさんの器用さ、歌い方はいつもと変わらないのに芯の強さを感じさせる会沢紗弥さんの繊細な表現、いつもの笑顔なんだけど歌はいつもより強い髙野麻美さんの迫力に気付けたのはDAY2のバージョンを聴いたからって気がします。いつか照井春佳さんも含めた完全版を聴かせてほしいですね。

そしてアンデッド・ダンスロック。佐倉薫さんと渕上舞さんが一緒に歌っているのが良かった。加蓮とちとせお嬢様の関係性好きなんですよね。DAY1のFascinateと対になっていて、小梅ちゃんとちとせお嬢様が持ち歌を交換する形になっている構図も面白いです。かぼちゃ姫のMVの世界観もこの曲をもって完成するわけで、本当によく考えて作られたセットリストですよね。東山奈央さんと渕上舞さんという歌唱力が特に高い二人が一緒に歌っている、というのも実に聴きごたえがありました。

他にも魅力的な場面や曲はたくさんあったと思いますが、私なんかよりずっと多い熱量でいろいろな方がいろいろなアウトプットをしてくれているので、私は私の「好き」に振り切って書いてみました。一人でも共感してくれる方がいると嬉しいです。

Posted by die